薪割りとマインドフルネス

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冬支度に欠かせない薪づくり。現代はチェンソーや斧などのツールがあるから、これらのツールが無い時代と比べて、薪割りにかかる労力は格段に軽減されている事と思います。そもそも縄文時代は、太い木を伐採して薪に使うことは無かったでしょう。煮炊きの主役は小枝を使っていたに違いありません。

考えてみれば、薪ストーブは贅沢ですね。室内空間を温める為には大量のエネルギーを消費しますから。小枝で煮炊きをすることに比べると、環境に与える負荷の大きさは別次元です。縄文時代のサスティナブルさがここでも垣間見えます。

さて、私も薪割りをします。チェンソーや斧の存在により、薪割りにかかる労力がどんなに軽減されても、避けられない作業が1つあります。それは、薪積みです。薪割りと聞くと、斧でパッカーンと割る作業がイメージされますが、実際には、薪積みという作業が結構大切です。効率的に薪を乾かすためには、工夫も必要ですし、倒れないように安全に配慮して積むことも必要です。

まだまだ積みます

薪積みには様々な方法があります。代表的な積み方は井桁に積むやり方。他にも、円形まとめる方法や、横方向に並べて整列させる方法などがあります。さらに薪を置く薪棚は、工夫のし甲斐のある工作物の1つです。

ひたすら割った薪を、ひたすら積んでいくだけでは重労働をこなしている感覚になりがちですが、割り方の工夫や積み方の工夫をすることで、重労働が楽しみに変わるかもしれません。

また薪割りや薪積みの作業は、最近よく耳にする「マインドフルネス」には最高のツールです。作業中は、今やっていることに100%集中できます。集中しなければ危ないですから、自動的に全集中モードになります。マインドフルネスを意図的に作り出すために、瞑想をするやり方もあるようですが、薪割りに勝るものは無いような気がします。体力も使いますから、運動による心身の健康効果も期待できます。

仕事や人間関係に疲れた時こそ、薪割りがお勧めです。あぁ。今日は仕事を休んで薪割りしたいなぁ。

今日もおよみいただきありがとうございます。

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この記事を書いた人

千葉県我孫子市出身/二児の父/人生の経営者として生きる40代パパ/手作り生活研究家/里山料理研究家/halu農法・創命農法実践家/薪割りマスター/薪ストーブ活用アドバイザー/住宅断熱アドバイザー/自然エネルギー活用コンシェルジュ/ブログ「縄文生活」運営/電気工事士/ワークショップ講師/
20歳の時にペンション・シャロムヒュッテの臼井さんとの出会いに衝撃を受け、何でも作ることのできる人になることを意識するようになる。3回の転職と日常生活での実践を経て、電気・建築・木工・溶接・配管、金属加工・陶芸・農・野草採取・料理・ワークショップ講師など、生活全般を自給自足できる技能を習得。想像し、アイデアを形にすることが得意。
コロナ禍と友人の死をきっかけに、「人生を主体的にデザインする生き方」、「そこそこの人生から最高の人生へ変化する」ことを強く意識するようになる。
現在の目標はセルフビルドで自宅を建築すること。理想は、誰もが自らの能力を活かし、家族や仲間と共に愉しく暮らせるコミュニティーで生活すること。縄文時代の英知に現代のテクノロジーを融合させたライフスタイルを日本の文化にすることを目指す。

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