テレビ無し生活7年目を迎えます。

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我が家はテレビ無し生活7年目を迎えます。感覚的には、もっと前から無かったような気がしていましたが、過去の写真を振り返ってみたら、7年目になることが分かりました。テレビが無いって、家で何をしているの?世の中の動きが分からないんじゃない?子供が学校で話題についていけないんじゃない?など、いろんな突っ込みが聞こえてきそうです。

子どもの頃のテレビ

実際、テレビが自宅に無いことを知った人からは、ちょっと変わった目で見られる事があります。ですが7年目を迎える今、テレビが無いことのデメリットは全く感じません。むしろ、メリットの方が大きいです。

テレビを廃止したきっかけは、所有していた50インチの大型テレビが故障して映らなくなったためです。また、子供がテレビに夢中になり、他の遊びや興味に向く時間を削られることが成長に悪影響を及ぼすと考えたことも理由の1つです。さらに我が家はiPhoneの2代目(iPhone3GS)からスマホを使っている為、天気予報やニュースなどの情報をリアルタイムで得ることができました。

そもそも私は一日の中で、起床から出勤するまでの30分程度しかテレビを見る時間はありませんでした。(妻はドラマを見ていましたが。)つまり、我が家はテレビを廃止するハードルは低めだったと言えます。

現在はスマホ一台あればエンターテイメントに事欠く事はない為、テレビを毎日見ていた人でも廃止するハードルは低いと言えます。

「内閣府の消費動向調査 2022年3月調査結果」によれば、テレビ世帯普及率は(テレビが1台でもある世帯の割合)は約93%となっています。この数字、多いと感じるでしょうか?それとも少ないと感じるでしょうか?
実は同調査によると、テレビの世帯普及率は2014年を境に減少へ転じています。ちょうど、我が家がテレビを廃止した時期と重なります。いわゆる、「テレビ離れ」が進んでいると言えますね。

また、同調査ではテレビを所有しない理由も扱っています。一番の理由は「NHK受信料の支払いが発生するから」、二番目の理由は「テレビを見る習慣が無くなったから」となっています。

実際にテレビ無し生活をしてみた私の感想をまとめてみました。

テレビを廃止して感じたメリット

・テレビを見ていた時間を他の有効な活動時間に変えることができる。
・子供はテレビ以外の遊びや活動に時間を充てるられる。
・ニュース番組など、ネガティブな情報による心理的悪影響を受けずに済む。
・世界情勢や国内情勢など、情報の取得手段の偏りを防ぐことができる。
・部屋がすっきりとして広くなる。
・電気の消費量を抑える事ができる。
・NHK受信料の支払いをしなくて済む。

テレビを廃止して感じたデメリット

・時折、テレビで見たい番組がある時もある。
・テレビが無い事を知られた時に、変わった人扱いされることがたまにある。

廃止前の我が家のテレビ
廃止当日の我が家のテレビ

こうして振り返ってみると、テレビを廃止したメリットの方が多いですね。子育て世代の家庭には特におすすめできます。
時間は命をイコールです。有益なことに使いたいですね。

家庭の年間消費電力に占めるテレビの割合は4番目に多いという経済産業省の調査結果もあります。

新型コロナウイルス感染症によるパンデミックが始まってから3年目を迎えますが、テレビを初めとした報道は、金太郎あめを切ったように一様な報道姿勢を取っています。私は、日常的に海外のニュースソースにアクセスしますし、テレビには出演していないその道の専門家の発信する情報も得ています。もちろん、国内の一般的なニュースサイトや新聞も閲覧します。

こうして様々な角度から情報を得る習慣をつけている為、コロナパンデミックによる心理的動揺は少なく、冷静に対処できました。ただし、過剰な消毒による身体への悪影響やマスク着用による子供の成長への影響など、世論とは異なる考え方をすることによる違和感がある事は否めず、これを自分自身が消化できる形に変えていく術が必要になります。

余談ですが、NHKの受信料契約を解除するのは少し面倒でした。

テレビは必ずしも必要な家電製品ではない

テレビは無くてはならない家電製品ではなくなりつつあります。むしろテレビを手放すことで得られるメリットが多いです。

私は自信を持って「テレビ離れ」をお勧めします!

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

千葉県我孫子市出身/二児の父/人生の経営者として生きる40代パパ/手作り生活研究家/里山料理研究家/halu農法・創命農法実践家/薪割りマスター/薪ストーブ活用アドバイザー/住宅断熱アドバイザー/自然エネルギー活用コンシェルジュ/ブログ「縄文生活」運営/電気工事士/ワークショップ講師/
20歳の時にペンション・シャロムヒュッテの臼井さんとの出会いに衝撃を受け、何でも作ることのできる人になることを意識するようになる。3回の転職と日常生活での実践を経て、電気・建築・木工・溶接・配管、金属加工・陶芸・農・野草採取・料理・ワークショップ講師など、生活全般を自給自足できる技能を習得。想像し、アイデアを形にすることが得意。
コロナ禍と友人の死をきっかけに、「人生を主体的にデザインする生き方」、「そこそこの人生から最高の人生へ変化する」ことを強く意識するようになる。
現在の目標はセルフビルドで自宅を建築すること。理想は、誰もが自らの能力を活かし、家族や仲間と共に愉しく暮らせるコミュニティーで生活すること。縄文時代の英知に現代のテクノロジーを融合させたライフスタイルを日本の文化にすることを目指す。

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