Halu農法で育てたさつまいもの収穫【無肥料無農薬栽培】

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こんにちは。今日は、Halu農法で育てたさつまいもの収穫状況をレポートします。さつまいもの収穫、とっても楽しみにしていました。10月22日に子供達と一緒に25株程を掘り起こしました。

今年植えたサツマイモは下記の5種類です。

1.クイックスイート

  収量が多い 電子レンジなど、短時間調理でも甘く仕上がる

2.パープルスイートロード

  収量が多い 貯蔵生が良い 紫色の芋 ホクホク系 紫芋にしては甘い

3.ベニ乙女 

  長期保存に向く、芋の形と肌が綺麗に整う、病気に強い

4.高系14号(鳴門金時)

  長期保存に向く、肥大性に優れる、糖度が高い、ホクホク系

5.ハロウィンスイート

  加熱調理するとかぼちゃのようなオレンジ色になる、ややネットリ系、収量と甘みは普通程度

畑は千葉県北西部に位置します。土地柄、近隣で苗を購入すると「紅あずま」と「紅はるか」が大半を占めますが、私はどちらも植え付けしませんでした。紅あずまは低温に弱く、冬越しできずにダメにしてしまうことが多いことが大きな理由です。

また、紅はるかはかなりねっとりとした質感で、たまに食べるには良いですが、どちらかというとホクホク系の方が好みだからです。

さて、収穫の結果はというと、品種によって大きな違いがありました。パープルスイートロードは断トツの多収で、中には1株で4kg程度のビッグサイズもありました。クイックスイートはひょろ長い芋が少量、ハロウィンスイート、高系14号、紅おとめは普通の収量といった感じで、総じて1株あたり1kg程度の収量でした。

パープルスイートロードの大株

今年は4か所の畑で芋掘りをしましたが、halu農法で育てた私の畑のサツマイモは、慣行農法の畑で育ったサツマイモと異なる特徴がありました。それは、芋の根の伸びが深くまで達しているというところです。芋の成る場所も結構深い位置にありました。

これは、芋の植え付け方法による違いなのか、土質の違いによるものなのか、収穫時期の違いによるものなのか、理由は分かりませんが、私の畑の芋掘りは深くまで土を掘り返す必要があり、結構な体力を使います。

ちなみに今年は「垂直栽培」を試してみましたが、子供たちの芋掘りの勢いに押されて、十分な検証ができませんでした(汗)

畑にはまだ、20株程度残っています。今週は最低気温が5度近くまで下がる日もあったので、週末に全部掘り起こそうと思います。

掘ったばかりのさつまいもは甘みが少ないため、一か月程度置いてから食べるとより美味しくいただけると言われています。それならばという事で、試しに調理してみました。小さいお芋を深芋に、掘り起こしている途中で折れてしまったお芋はスイートポテトに。

ふかし芋は甘みに掛けましたが、食感と香りがよく、これはこれで美味しいと思いました。スイートポテトは砂糖を入れる調理法であるため、収穫直後でもとても美味しい仕上がりになりました。

カラフルなふかし芋
スイートポテト

芋づるも美味しいです!!

芋掘りをすると大量の芋づるがでてきますよね。実はこれ、立派に野菜としていただくことができます。やわらかい芽先のツルと葉っぱを調理します。ちょうど、空心菜そっくりな食味になります。炒め物や汁の実に最適です。

我が家はの芋づるは虫食いもほとんどなく、農薬も使っていないので安心していただく事ができました。

さつまいもは、愉しく美味しく、栄養満点。たくさんの恵みを与えてくれるステキな植物です。肥料も農薬もやらずに、こんなにもたくさんの収穫をいただけることはとても有難いことです。

今、畑には白菜、春菊、大根、小松菜、ニンニク、ニンジンが育っています。冬も楽しみです。

今日もありがとうございました。

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この記事を書いた人

千葉県我孫子市出身/二児の父/人生の経営者として生きる40代パパ/手作り生活研究家/里山料理研究家/halu農法・創命農法実践家/薪割りマスター/薪ストーブ活用アドバイザー/住宅断熱アドバイザー/自然エネルギー活用コンシェルジュ/ブログ「縄文生活」運営/電気工事士/ワークショップ講師/
20歳の時にペンション・シャロムヒュッテの臼井さんとの出会いに衝撃を受け、何でも作ることのできる人になることを意識するようになる。3回の転職と日常生活での実践を経て、電気・建築・木工・溶接・配管、金属加工・陶芸・農・野草採取・料理・ワークショップ講師など、生活全般を自給自足できる技能を習得。想像し、アイデアを形にすることが得意。
コロナ禍と友人の死をきっかけに、「人生を主体的にデザインする生き方」、「そこそこの人生から最高の人生へ変化する」ことを強く意識するようになる。
現在の目標はセルフビルドで自宅を建築すること。理想は、誰もが自らの能力を活かし、家族や仲間と共に愉しく暮らせるコミュニティーで生活すること。縄文時代の英知に現代のテクノロジーを融合させたライフスタイルを日本の文化にすることを目指す。

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