病気は心身を疲弊させるが、生き方を見直す機会でもある

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今日から二十四節季の啓蟄。気持ちを新たに、生活のじきゅ自足に向けた活動を仕切りなおして、再スタートします。

昨年11月にコロナに罹患して以降、気力の停滞が続きました。その後1月から徐々に回復してきて、節分を迎えてようやく気も心も身体も軽くなり気力も湧いてきました。二十四節季のリズムは私の身体に合っているようです。

さて、当初予定していた2023年3月退職は延期するという決断を、コロナに罹患している最中の2022年12月にしました。振り返ってみるとこの時は、心身ともに弱っていて思考力も判断力も低下していたように思います。一度は上司に退職の意思を示したものの、自宅療養中に退職を取り消すということを連絡しました。

でも、退職を延期した一番の理由は準備不足と勇気の無さです。準備不足の観点では、自分が何を目指して行動しているのかという目的が鮮明でなかったこと。そして、妻子の立場に立った準備ができていなかったことが大きいです。特に、退職後の稼ぎをどのようにして得ていくのかということについて、明確な計画がありませんでした。退職してから考えようという部分が少なからずあったからです。

次に勇気の無さです。退職後の収入源、社会的信用の既存など、考え始めるとキリが無いほどに、強烈な現状維持の力が働いてきます。この現状維持の力を突破した先に見える新たな景色を見てみたいのですが、それが怖いのです。

でも、一つ評価できることがあります。それは、上司には一度は退職の意思を伝えたことです。悔過的には「辞めることを止める」となりましたが、この経験の後、これまでよりも職場で自分の考えや意見を言えるようになりました。

一度は辞める決断をしたため、ある意味、開き直って仕事に向き合えるようになったようです。3月には人事異動の発表があります。今回の件が人事異動にどのような影響があるのかは全く想像もつきませんが、どのような結果になっても豊かに変化うするための過程として捉え、次の行動に生かしていくつもりです。

昨年の行動を反省し、目的を明確にして計画に落とし込んで行動するという至極当たり前な手法と、行動の過程で出会う事象や人との縁を紡いでいくという柔軟性を合わせ持ったあり方で、日々やっていこうと思います。

今日もありがとうございました。

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この記事を書いた人

千葉県我孫子市出身/二児の父/人生の経営者として生きる40代パパ/手作り生活研究家/里山料理研究家/halu農法・創命農法実践家/薪割りマスター/薪ストーブ活用アドバイザー/住宅断熱アドバイザー/自然エネルギー活用コンシェルジュ/ブログ「縄文生活」運営/電気工事士/ワークショップ講師/
20歳の時にペンション・シャロムヒュッテの臼井さんとの出会いに衝撃を受け、何でも作ることのできる人になることを意識するようになる。3回の転職と日常生活での実践を経て、電気・建築・木工・溶接・配管、金属加工・陶芸・農・野草採取・料理・ワークショップ講師など、生活全般を自給自足できる技能を習得。想像し、アイデアを形にすることが得意。
コロナ禍と友人の死をきっかけに、「人生を主体的にデザインする生き方」、「そこそこの人生から最高の人生へ変化する」ことを強く意識するようになる。
現在の目標はセルフビルドで自宅を建築すること。理想は、誰もが自らの能力を活かし、家族や仲間と共に愉しく暮らせるコミュニティーで生活すること。縄文時代の英知に現代のテクノロジーを融合させたライフスタイルを日本の文化にすることを目指す。

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