「やりたいこと」があるから「今」を生きる

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やりたいことがある、ということはとても幸せなことです。世の中、やりたいことがなくて悩んでいる人もいますね。でも本来、人間はやりたいことなど考えなくても自動的にやりたいことをやる生き物です。それは、子供を見ていれば分かります。

赤ちゃんは、うまれてからしばらくの間はとても前向きに生きています。「しばらくの間」としたのは、人によって、環境によって多少の時期の違いがあると思うからです。でも多くの人は、小学校時代に前向きさが弱くなります。それと合わせるようにして、やりたいことが分からなくなっていくのです。

生まれたての赤ちゃんを創造してください。誰に教わることもなく、お母さんのおっぱいを求めます。ハイハイして這いずり回り、しばらくすれば自分で立って歩きだします。おっぱいが欲しいか分からないし、歩きたくもない、などという赤ちゃんは1人としていません。

年を重ねるにつれ、「やりたこと」よりも「やらければならないこと」に気を取られて、いつの間にかやりたいことが分からなくなるのです。あなたはどうですか?

私ですか?私はやりたいことが沢山あります。家の事で言えば、子供が学校から帰宅したら家で迎えてあげたい、夜7時には家族で晩御飯を食べたい、一緒に家で勉強や家事をしたり、部屋の片づけをしたり、などなど。僕自身の事で言えば、平日に沖縄の海で泳ぎたい、毎日里山に入ってキノコと山菜を探したい、囲炉裏と薪火のある暮らしをしたい、セルフビルドの住宅を仲間と共に作りたい、食料とエネルギーを自給したい、組織に頼らず自分で稼ぐことをしたい、などなど。

やりたいことは人それぞれでいい。他人にどうこう言われる筋合いもないし、言われたことでやりたいことが揺らぐぐらいなら、それは本当にやりたいことではないですね。それに、大人になるとつい損得勘定が先に出てしまい「これをやることでどんなメリットがあるか?」という勘定が、無意識的に働いてしまいます。

ふと自然に「これやりたい」「これやろう」と思えるその感覚を大切にしたいですね。

私は人生でやりたいことリストをマインドマップを使ってリストアップしています。やるためにはお金が必要なものもあれば、そうでないものもあります。やりたいことには期限があるものもあります。例えば、子供と○○したいといったものです。どうしたら実現できるのか、思考を巡らせるのも楽しいものです。そして、「今」という時間軸でどのような思考で行動するかで未来が変わってきます。「今」という時間を創造的に使えば、今やりたいことはいずれ実現します。

やりたいことが無いと、「今」を「刹那的(せつなてき)」に生きるしかありません。やりたいことがあれば「今」という時間を創造的に使うことができます。「今」の積み重ねが将来の現実を創り、過去の自分をも変えることができるのです。そう考えると、未来の自分から今を行動することが自然です。本来時間は、未来から過去へと流れているのかもしれません。

時には、やりたいことに耳を傾けてみませんか。

今日もありがとうございました。

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エンライトは、似たような価値観を持つ仲間と共に、新しい暮らしの形を作ることを目指しています。それは、日々の暮らしが遊びであり、学びであり、働くことでもある、「遊暮働学」というライフスタイルです。

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この記事を書いた人

千葉県我孫子市出身/二児の父/人生の経営者として生きる40代パパ/手作り生活研究家/里山料理研究家/halu農法・創命農法実践家/薪割りマスター/薪ストーブ活用アドバイザー/住宅断熱アドバイザー/自然エネルギー活用コンシェルジュ/ブログ「縄文生活」運営/電気工事士/ワークショップ講師/
20歳の時にペンション・シャロムヒュッテの臼井さんとの出会いに衝撃を受け、何でも作ることのできる人になることを意識するようになる。3回の転職と日常生活での実践を経て、電気・建築・木工・溶接・配管、金属加工・陶芸・農・野草採取・料理・ワークショップ講師など、生活全般を自給自足できる技能を習得。想像し、アイデアを形にすることが得意。
コロナ禍と友人の死をきっかけに、「人生を主体的にデザインする生き方」、「そこそこの人生から最高の人生へ変化する」ことを強く意識するようになる。
現在の目標はセルフビルドで自宅を建築すること。理想は、誰もが自らの能力を活かし、家族や仲間と共に愉しく暮らせるコミュニティーで生活すること。縄文時代の英知に現代のテクノロジーを融合させたライフスタイルを日本の文化にすることを目指す。

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