halu農園で野菜作りをしていると、自然との繋がりを感じることができます。それは、そこにある自然を五感でとらえることから始まります。季節や時間が異なれば、そこに感じるものも異なります。私が最近気に入っている時間帯は、早朝と夕暮れ時です。誰もいない広い畑でひとり作業をしていると、動物や虫、風と共に草や木々が語り掛けてくれているような感覚に陥ります。畑に集う人達との交流も楽しいものですが、こうして一人、畑で過ごす時間も良いものです。
話は変わって、私はつくばエキスポセンターの年間パスポート会員です。つくば市は全国でも有数の研究施設が集積する街として知られています。エキスポセンターはつくば市内にあり、子供たちが科学に親しめるようなさまざまな仕掛けが用意されており、展示物の中に、音程の違いによって配管内の発砲球が様々な模様を描く装置が展示されています。任意に音程を変えるボリュームが設置されており、子供たちは音程を変えて動きの変化に興味深々です。
音は、火の動きや水の動きさえも変えることができます。そして人間の身体も、音の影響を多分に受けているようです。心地よく共振することもあれば、不協和音で不快になることもあるでしょう。この原理は、人間関係とも通じるものがあります。
自作スピーカー作りにハマった中高生時代から得たもの
実は私、中高生の頃は自作のスピーカー作りにはハマっていて、ジェネレーターという装置で出力信号の周波数を自在に調整する装置を使用していました。自作したスピーカーにジェネレーターを接続して、如何に良い音を出せるか、さまざまな周波数帯域の音を出して、スピーカーの形状や配置などを日夜研究していました。そしてその研究の中で、周波数の違いによって体に伝わる響きの感覚が違うことが何とも言えない快感であることに気付きました。
大人になった今では、屋外でのさまざまな活動の魅力の方が勝ってきたこともあり、オーディオに凝ることは無くなりました。しかし、オーディオに凝っていたことにより、音だけではない、あらゆる周波数の響きを感覚的にキャッチする能力が備わったのかもしれません。直感というやつですね。
共振することで人や自然と繋がれる
先ほど、友人がとても興味深い動画を紹介してくれました。音楽を砂や水、火を使って可視化した動画です。純粋にカッコ良くて、新しい芸術領域が誕生したように感じました。再生回数の多さが、人々の共感を如何に読んでいるかを現しています。
テクノロジーの進化により、場所に縛られることなく誰でも発信できる現代の環境は、人とひととが共振する機会も増やしてくれている気がします。とても面白い時代ですね。
その一方で、特に都会に住む人は自然との繋がりが希薄になり、テクノロジー以外で人や自然と繋がる機会が減っています。このため、人や自然との共振が上手くいかず、心身の周波数調整能力(波動調整能力)が低下しているのだと思います。haul農園に行くと調子が良くなるのは、周波数調整能力を取り戻すことができるからだと見ています。これに加えて私の場合は、海で泳いだ後、とても体の調子が整います。
これから行う事業のアイデア
テクノロジーによる体験と自然の中での体験をバランスよくすることで、人間は益々進化できるように思います。こうした考えから、私が将来やってみたい事業のアイデアが一つ浮かびました。
それは、都会に暮らす人が、自然環境豊かな場所で過ごしてもらう機会を提供するという事業です。同様の事業は、既に様々な形でやられていますが、私だからこそできる事業があると思います。畑やアウトドアフィールド作り、セルフビルドの建築ワークショップの開催などが構想として浮かびます。さらに、その事業を通じて繋がった人達が共振する機会を、WEB上でのコミュニティーという形で作ります。
今はまだぼんやりとした構想ですが、何がともあれ少しずつでも実践していく事が大切ですね。
今日もありがとうございました。