自家製ハブチャを作ろう【エビスグサを発見】

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種子はインゲン豆の様
いかにもマメ科といった出で立ち

久しぶりに自宅近くを野草採取パトロール。すると、この辺りでは見かけることのない野草を発見しました。それは「エビスグサ」という植物。エビスグサは江戸時代に漢方薬として輸入された植物で、熱帯アジア各地および日本でも広く栽培されるアメリカ原産のマメ科の一年草。

このエビスグサ、なんと、種子がハブチャの原料として使われるそうです。ちょっと古いけど、十六茶のCMソングの一節「ドクダミ・ハブチャ・プーアール~壮健茶!」を思わず口ずさんでしまいました。ちょうど種子をたわわに実らせた状態の物を発見したので、種子が茶色く変色してきたら、お茶にしてみようと思います。

そして漢方の世界では、決明子(ケツメイシ)という生薬名で親しまれているのだそう。効能はこんな感じです。

種子を炒ったものを「はぶ茶」といい,緩下(緩やかな下剤作用),強壮,目を明らかにする作用があり,便秘,腹部膨満感,高血圧,夜盲症,目のかすみ,目の充血や痛み,視力障害などに用いる.その他高血圧,動脈硬化症,酒の飲みすぎなどにも用いる.地上部を用いることもある.ちなみに,本来のはぶ茶の材料は同属のハブソウ(Senna occidentalis (L.) Link)である.

熊本大学薬学部薬草園植物データベースから引用

身近なところに生えている雑草。知れば知る程、面白いものです。

今日もありがとうございました。

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この記事を書いた人

千葉県我孫子市出身/二児の父/人生の経営者として生きる40代パパ/手作り生活研究家/里山料理研究家/halu農法・創命農法実践家/薪割りマスター/薪ストーブ活用アドバイザー/住宅断熱アドバイザー/自然エネルギー活用コンシェルジュ/ブログ「縄文生活」運営/電気工事士/ワークショップ講師/
20歳の時にペンション・シャロムヒュッテの臼井さんとの出会いに衝撃を受け、何でも作ることのできる人になることを意識するようになる。3回の転職と日常生活での実践を経て、電気・建築・木工・溶接・配管、金属加工・陶芸・農・野草採取・料理・ワークショップ講師など、生活全般を自給自足できる技能を習得。想像し、アイデアを形にすることが得意。
コロナ禍と友人の死をきっかけに、「人生を主体的にデザインする生き方」、「そこそこの人生から最高の人生へ変化する」ことを強く意識するようになる。
現在の目標はセルフビルドで自宅を建築すること。理想は、誰もが自らの能力を活かし、家族や仲間と共に愉しく暮らせるコミュニティーで生活すること。縄文時代の英知に現代のテクノロジーを融合させたライフスタイルを日本の文化にすることを目指す。

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