プロフィール

当ブログへお越しいただきありがとうございます。

私は「人生の経営者として生きる40代」です。

妻と子供2人の4人家族。夫婦共にサラリーマンとして働き、忙しい日々を送っています。住まいは千葉県北西部。築40年超えの戸建て住宅に、セルフリフォームを重ねて暮らしています。越してきた当初はカビだらけの室内でしたが、断熱の改善や内装の改修工事を自分で行うことで、かなり改善されてきました。食べ物や身の回りのものはできる限り手作りすることを心掛けています。「食べ物、住まい、教育、仕事」を、可能な限り自分で確保すること目指す取り組みを通じて、面白い人や経験に巡り合い、いつの間にか人生の舵取りが楽しくなってきました。最近は、私の取り組みを発信することが、どこかの誰かの人生を豊かにできるかもしれないと、ひそかな期待が芽生えています。

ブログを始めたきっかけは、コロナ禍で起きた同世代の友人の死です。友人は2022年6月に亡くなりました。奥様から知らせを受けた時は職場に居ましたが、頭の中が真っ白になって仕事が手に付かず、その日は仕事を早退して帰宅しました。

亡くなった友人は飾らずオープンな性格で友達も多く、新しいことや経験を好むタイプである一方、ナイーブな側面もありました。有機農法で作った野菜と平飼い鶏の卵の宅配を生業として、パーマカルチャー(持続可能な農的暮らし)を実践していましたが、精神的な不調をきっかけに飲酒の機会が増え、数年間のアルコール依存症との戦いに敗れ、肝機能障害で亡くなりました。

それ以来、私はこれまで余り意識をしてこなかった「人生の賞味期限」を意識するようになり、いつ死んでも悔いのない生き方をしたいと思うようになったのです。

亡くなった友人が実践していたライフスタイルの根底にはパーマカルチャーの概念があり、私が20代の頃に出会った当時のペンションシャロムヒュッテの臼井健二さんと同じような理想を目指していました。

当時の私は、生活全般を自給自足する臼井さんのライフスタイルに大きな衝撃を受け、「僕も生活に必要なものは何でも自分で造ることができる人になりたい、臼井さんのような人になりたい。」と心の奥底から思いました。しかし、つい最近まで、臼井さんが実践するライフスタイルに強い魅力を感じた理由を、言語化して理解できてはいませんでした。

それから20年以上の時が経ち、友人の死が当時私の受けた衝動を思い起こさせてくれました。そしてなんと現在の私は、電気・建築・木工・溶接・金属加工・陶芸・農・野草採取・料理・ワークショップ講師など、人生全般を自給自足できる技能を備えているという状態になっていることに気付きました。

「社会の在り方は転換点を迎えている」

私のライフスタイルは、一見すると普通の共働き世帯です。二人の子宝に恵まれ、贅沢をしなければ普通に生活できる収入もあります。夫婦で65歳まで勤めれば、老後はそこそこの生活ができると言われるようなモデル世帯です。

積立NISAやiDeCoの毎月積立など、老後の収入減少に備えた経済的な対策にも余念がありません。子供が1歳の時から保育園に預け、現在も学童保育を利用しています。親子共に帰宅するのは毎日19時半頃です。

しかし、友人の死や身の回りに起きる様々な出来事やコロナ禍での生活を振り返り、人生を老後のために浪費している感覚が否めませんでした。「生きている保証もない老後の為に、今という時間を犠牲にする」このことが当たり前に推奨される社会は、一見すると合理性があるように思えますが、実はそうではないようです。「死ぬ瞬間の5つの後悔」の著者ブロニー・ウェアは、著書の中で「自分に正直に生きること」、「今この瞬間の幸せを味わうこと」の重要性を記しています。

日本人の多くが、老後に備えた対策として「金融資産の確保」を一丁目一番地としています。健康をはじめとした金融資産以外の備えが甘い状態では、死ぬ瞬間に大きな後悔に苛まれる気がしてなりません。

私の場合、高の人生を目指す上で欠かせない要素に、生活全般を自給自足するというものがあります。今のライフスタイルは、生きていく上での楽しみを味わう事を我慢して経済優先の活動をしている状況だと感じています。もちろん、お金もある程度は必要です。必要なものやサービスを、何でもお金に変えて手にいれれば国家としてのGDPは伸びますが、国民のウエルネスは必ずしも向上しないのです。問題はお金に傾きすぎたバランスの悪さにあります。このことに気づき、具体的な解決策を模索している人たちが増えてきている印象があります。

例えば、食べ物は誰かが作ったものをスーパーマーケットで買います。住む家は建築業者が立てます。子育てと教育は、保育園や学校に委ねています。このように、日常生活のあらゆる側面で生活全般をお金と引き換えにライフスタイルは、日本ではごく当たり前とされています。

でも、日本の常識は世界の非常識です。世界に目を向けると、生活全般を自給自足している国や地域は数多くあります。自給自足といっても1人で全てを賄うわけでは無く、村のようなコミュニティーで協力し合って住居をつくり、食料を調達し、必要なお金も稼ぐ。

こうしたライフスタイルは、暮らしが仕事であり、遊びであり、学びである「遊暮働学」と言えます。ちょうど、縄文時代のライフスタイルがこれに近いのですが、現代人が縄文時代に先祖返りする訳にはいきません。私が理想とするのは、縄文時代の英知に現代のテクノロジーを融合させた新たなライフスタイルです。

現代社会の変化は凄まじく、今後はAIと人類が融合した新しい世界に突入し、これまでの常識は通用しない世界にシフトすることが推測されます。「人間らしく生きるとは何か」、という根本的な問いが人類に突きつけられています。

私は、この問いの解決策を求める旅を通じて自分自身の人生が向上しつつあります。似たような想いや志向を持つ仲間と取り組むことで、人生の舵取りが楽しくなってきました。「縄文時代の英知に現代のテクノロジーを融合させたライフスタイルを日本の文化にする」。ブログを通じてご縁を繋ぎ、次の時代を造っていく仲間になりませんか。

どうぞよろしくお願いいたします。

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